#IQ批判 で注目の「 #知の巨人 」ナシーム・ニコラス・タレブ氏。
「IQを専門とする研究者ですら、IQの高さと成功には、あまり関係がないことを認めています。私も実際に計算してみました。すると、IQと成功には、あまり関係がないどころか、ほとんど関係がないという結果が出ました」
「行動主義の心理学者がIQにこだわるのは、IQ関連商品を軍隊や役所、企業などに、売り込みたい一心だからです」
「一部の国で、この50年間にIQが20~30ポイントも上昇している。もしIQが遺伝性のものならば、なぜこんなにIQが上昇したのでしょうか。この人たちの遺伝子は変わっていませんよね。遺伝子が変わるには、1万年が必要ですから!」
「私の意見は『すべては文化が決めている』と『すべては遺伝子が決めてい』」の両方が正しいです」
「仕事の能力はIQとは無関係です。IQ以外の分野では完全に無能で、民衆はそのことを感じとっています」
「いまでも最良のプログラマーは、学校での成績が悪かった人たちです。なぜなのでしょうか。それは現状の教育では、ITなどの複雑なシステム に対処していく能力が、どんなものかがわかっていないからです」
引用元:COURRIER。
本書で既に記しているように、IQは「無思考で記憶するための生物幼稚知能」です。
仕事の能力と関係ないどころか、「大人の仕事」には邪魔になる知能です。
だから、高等哺乳類は成体になるとIQ知能を捨てて結晶性知能を育むように設定されています。
「現状の教育では、ITなどの複雑なシステムに対処していく能力が、どんなものかがわかっていない」という指摘は納得できます。しかし、現実は、今でもIQ知能の覇者である東大卒を賛美するクイズ番組が高視聴率を保持しています。
多くの人は、知能について全くの無知におかれています。
潜在意識が顕在意識を圧倒的に凌駕しているように、「ゾーン(3・5次元)思考」>結晶性思考>流動性(IQ)思考」なのです。
ここが全く分かっていないから、膨大な数のIT劣等性たちが日本の政治と経済を牛耳っている。
日本が没落していったのは、思考(知能)的に当然の結末といえます。