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鎮守の森とアルファ波と「気の瞑想」

鎮守の森に囲まれた神社は、わたしの好きな空間の一つです。鎮守の森に入ると、心が安らぎリラックスできます。なぜなのでしょうか?

ひとつは、森林浴と言われるフィトンチッド(木の香り)効果とも言われていますが、もうひとつは、森が発する風の音、川のせせらぎ、鳥や虫の声などによって構成される超高周波音(ハイパーソニック)効果です。

この聴こえない超高周波を体の表面から受けることにより基幹脳の血流が増加して、リラックスがもたらされ脳内がアルファ波になるとされています。

図表では、θ波(シータ波:瞑想)と記されていますが、シータ波は「浅い睡眠でまどろみの状態時に出る脳波」と説明されていることが多い。

しかし、ここでのテーマはα波(アルファ波)です。

アルファ波が出ている状態の脳には、ベータエンドルフィンという快感ホルモンが分泌されており、心身のストレス軽減に重要な役割を果たしているとされています。

集中によって没我(無我)の状態になる。
瞑想によって没我(無我)の状態になる。

但し、個人的には、「集中」という言葉は誤解を招きやすいので、「ゾーンに入った状態」と言い換えるべきだと思っています。

そして、ゾーンに入ったときに潜在意識と連動される。

だから、思わぬ閃きを得たりします。
これも潜在意識通信の一環と理解しています。

ちなみに、私がタロットを用いて「透視」するときにも、軽いゾーンに入っています。ゾーンに入らずにただ、タロットを配っても透視はできないと確信しています。

そのように考えると、「ただ目をつむって座しているだけでは瞑想には入れないのではないか。瞑想していると思っているだけではないか」と思ってしまいます。

ゾーンを条件に加えるのであれば、瞑想時にもチャクラを駆動すべきだと思います。

その方法は、臍下丹田②で、1回30秒の「気」を吐きながら、出てきた「気」を③④⑤⑥⑦とクンダリーニ的に上昇させてゾーンに入った状況で瞑想した方が効果は高いと思われます。

なお、ウィキペディアなどでは、「クンダリーニは宇宙に遍満する根源的エネルギーとされるプラーナ(気息)の、人体内における名称であり、グンダリニーを覚醒することにより、神秘体験をもたらし、完全に覚醒すると解脱に至ることができるとされる」と解説されていますが、です。

気功やクンダリーニと「宇宙エネルギー」は関係しません。関係するのは三次元宇宙エネルギーではなく、四次元エネルギーです。クンダリーニが完全に覚醒すると解脱(悟り)に至るという解説もあり得ない嘘です。

悟りは、完全に四次元エネルギーの具現化だからです。

それは錯乱を招くほどの凄いエネルギーです。クンダリーニで悟りを開けると考えるのは無知であり、考え方が甘いといえます。

 

臍下丹田呼吸法呼吸と姿勢と脳


臍下丹田呼吸法とは、本来は神道の行法なのですが、弘法大師空海の密教との縁を持って仏教にも大きな影響を与え、やがて、戦国時代の立役者になった忍者の行法ともなったものです。

上の画像。月岡芳年描く鞍馬山で大天狗に剣術の指導を受ける牛若丸。下の画像。柳生新陰流兵法目録事(宝山寺所蔵)。

剣術の奥義に関して共に描かれているのが「天狗」です。天狗に秘された意義は「男性器」。丹田呼吸法が絶倫をもたらすことを告げている一つの民間信仰といえます。

目次

第1章 臍下丹田呼吸法には静と動の二つの行法がある

臍下丹田呼吸法は鼻呼吸です。
息を吸うのは鼻。
鼻で吸う理由は、鼻には鼻毛が生えていて、雑菌などをブロックするからでもありますが、最も大きな理由は「口呼吸より鼻呼吸の方が吸入できる酸素量が圧倒的に多い」からです。

酸素濃度が不足すると頭痛や食欲低下、吐き気、嘔吐、全身倦怠感、脱力感、立ちくらみなどがもたらされます。世界中で運動中もマスクを強要された人が死亡に至った事例が多数報告されているように、「息の仕方」は肉体に大きな影響を与えます。

丹田呼吸法は二つの技法に分けられます。
一つは、30秒で心を鎮める方法(静の呼吸法)。
もう一つは、恐れない心、すなわち胆力を鍛える方法(動の呼吸法)です。

これらが、「潜む恐怖心と戦う」を日常的に強いられる忍者のメンタルに取って必需品になったのは、敵地で心を乱すことなく、冷静な思考を保つためであり、何時でも、臆することなく戦えるように心の姿勢を保つためだからです。

九字護身法と呼ばれる「印」を結ぶ行法と併用することもできます。九字護身法は「結界」を作るという説もあるようですが、三次元の「気」で四次元力としての結界は作れません。ましてや、形で作れるわけがありません。但し、簡単な印を用いて心を落ち着かせることは可能です。

第2章 チャクラと原初の脳


(1)気とチャクラの関係性。
チャクラとは「気」の経路です。
ここでは七つのチャクラとその意義や使い方を解説しています。

(2)原初の脳との関係
「気」を発生させると三・五次元力のエネルギーを照射して肉体を活性化させることが可能になります。つまり、第二のチャクラで気を発生させる癖をつけるとそのポジションに位置する「原初の脳である腸」を活性化させて、発想力や直感力を高めることができるようになるということです。

(3)おまじない
昔から「鰯の頭も信心から」と揶揄されがちな「おまじない」ですが、これも「気」や「異次元情報」と絡む、頭脳では理解不能な分野です。

おまじないを信じる人は救われます。如何に非論理的、非現実的とバカにされようが真実です。ちなみに、医学界ではおまじない効果を普通に医療行為として活用しています。それがブラセボ効果(ニセ薬効果)です。一時的な効果は絶大と評価されています。

第3章 姿勢は呼吸と共に重要項目になります

心配性や不安症、ストレス過多になりやすい人は病気ではありません。最初から、そのような気質を持っているだけで、これを上手く逆活用すると人生をかなり有利に生きられる可能性を秘めています。

その証拠に、江戸幕府を開いた徳川家康もローマ帝国初代皇帝に即位したアウグストゥスも共にネガティブの巨魁だった。共に極度の慎重派で戦いも下手だったのに、天下を取った。彼らはネガティブを巧妙に利した生き方を採択していたからです。

姿勢が悪いと自然と負け犬根性が湧いてきてネガティブになってしまいます。これは脳の作用、すなわち、常に頭を下げている姿勢がもたらす負け犬意識なので、気合いだけで直すことは不可能です。丹田呼吸法は扁桃体をコントロールするスキルであって、脳内意識の改善にまでは及ばないからです。

姿勢を良くするということは、「口呼吸をしない」という以上に重要な項目になります。正しい姿勢というのは、「頸椎7本・胸椎12本・腰椎5本で構成される背骨」がS字カーブを描いている状態をいいます。この骨の構成の中に臓器が収められているわけなので、骨が歪んでいると臓器が圧迫されてしまいます。臓器は、ただの肉体の部位ではありません。細胞体が集合して造った一つの独立国家です。

人の意識とは一線を画した、「独立した意識」を持つ組織なのです。だから、臓器を移植すると、その臓器の意識が移植された人の感性や意識に影響を与えるといわれています。そのような不思議な話を聞いたことはありませんか。

骨格の変形によって臓器が圧を受けると、不調信号を脳に送り続けます。そうなると次第に脳も変調信号に悩まされて、脳自体の健全な活動が阻害され、鬱などの症状が惹き起こされてしまいます。

姿勢を矯正させるための知識と方法を覚えましょう。
(1)骨格の特性。
(2)姿勢を維持する筋肉を作る方法。
(3)歩くことの効果。
(4)腕立て伏せとスロースクワット。

第4章 「腸内環境を整える」は基本です

腸は俗に第二の脳と呼ばれがちですが、実は、受胎後に最初に造られる部位が腸なのです。ここは「第二の脳」ではなく「原初の脳」です。

従って、本質を見極める創造的な頭脳を手に入れたければ、丹田呼吸法で腸のポジションに位置するチャクラを活性化させ、同時に、腸内フローラ(腸内細菌叢)と呼ばれる腸内環境を整えることも必要になります。その時に、重視すべき最大のポイントは「薬は毒ほど効かぬ」ということわざがあるように、「毒」を体内に取り入れないことです。

「毒は薬の百倍強い」
そのような意識が必要です。
(A)輸入小麦粉の怖さを知っておきましょう。
(B)牛乳は意外と怖い。
(C)清涼飲料水はかなり怖い。
(D)ジャンクフードを食べると悪玉菌が増える。
(E)乳酸菌やビフィズス菌より強力な免疫力を持つ菌。

第5章 流動性知能と結晶性知能

東大生に「どのような勉強法をしてきたのですか」という問いからは、「圧倒的な記憶型」であることが分かった。趣味は「国語辞典を読むことだった」から、「椅子に縛りつけて勉強し続けた」まで、基本的に、ほぼ「丸暗記型」の記憶学習法だった。
彼らは、その種の勉強法の本質を理解できていない。

それが「生物幼体型の流動性知能(IQ)」という「生物の能力」にすぎないことを認識していないように思われます。これでは、東大卒の多くが「有能なのに社会人として使えない人たち」とみなされて落後してゆくのもやむを得ない話になります。

(1)カメラアイ。
(2)天才と偉人は常識を毛嫌いするものである。
(3)脳的思考に独創性は期待できない。
(4)30歳以前と以降では勉強方法を変えるべき。

最大の問題は、AI脳的流動性知能(IQ知能)は25歳をピークに減じてゆくということです。それは、「生物の成体にとって、IQ知能はデメリットの方が大きい」ということを物語っています。

ビル・キャンベルは、有能な人材に「4つの資質」を求め、「会社を運営するなら、本当にずば抜けた人材で周りを固めろ」と語った。

その4つの資質の第一にくるのが「知性」です。しかし、そこに「勉強が優秀」という項目はない。大切なのは、「さまざまな分野の話をつなげる能力」で、ビルはこれを「遠い類推」(かけ離れたものごとをつなげる発想)と呼んだ。これが、流動性知能(IQ知能)に代わって活用すべき結晶性知能です。

結晶性知能が育成できないと脳が劣化して、無条件に「新しい事柄」を拒絶する方向に進んでしまいます。有能な経営者の多くが口にするのは、「会社が躍進するためには、まず無能な役員たちを倒すことだ」です。まさに獅子身中の虫といえます。

第6章 結晶性知能の活用法

(1)結晶性学習法。
(2)結晶性ビジネス対応法。

実質的な兵力わずか二千の織田信長が短期間で天下を制圧できたのは、「長槍、鉄砲、土木工事、調略」という旧弊型の武士では持ち合わせていない武器を揃えていたからです。鉄砲に関しても、製造・修理と硝石・硫黄のルート三つをすべておさえていた。

さらにいえば、信長は「鉄砲、土木工事、調略」の三角形に照準を絞った攻撃方法を主力とした。時間とお金はかかるが、補充が容易ではない人的損害がおさえられます。

基本トライアングルから派生する戦略を芋づる式に引き出す。これが結晶性学習法の項で記した戦略です。ベストは全体から素早く本質を見抜くことになるでしょう。

しかし、これには結晶性を超えた能力が求められます。これがゾーンになる。ゾーンを体験できると、頭脳や思考などは、所詮はハード機能にすぎない鈍足の愚物であることが実感できるようになります。

第7章 脳内設定は重要項目である

(1)【脳内設定】脳に動かされるか脳を動かすか。
「お金がないからできない」は愚かな発想です。しかし、本書が問題するのは、そのような基本的な話ではない。「時間がないからできないは、現状維持を選んでいるだけ」。

ここが本書のテーマと絡んできます。「何かをはじめるなら、何かを捨てなければいけない」ということは、当たり前のことだと知っておくことです。

誰だって、基本は怠け者なのです。
これが生物仕様なのだから仕方がない。

楽な道とツラい道があって、どの道を通っても同じゴールに辿り着けるのであれば、誰だって楽な道を選択するはずです。ただ、成功している人たちは、なぜか「楽な道」を、いいかえれば、「別に苦しいとは思わないけど正解に至った道」を選択していた。それは、誰も苦労して成功の道に入ったわけではないということです。それだけの話にすぎないのです。

(2)脳学者の話は役に立たない。
「脳は簡単にだまされる」
これは事実です。
そもそも、「人」と「脳」は別物です。
その事実は、錯視画像を見れば一目瞭然でしょう。五感の支配者は肉体であり、脳は肉体を構成する細胞、細菌、臓器などが発する情報を整理、統括するだけの機能でしかない。

だから、五感は人のために存在しているのではない。人は五感を活用して生かしてもらっているだけにすぎない。五感から得られた情報が正しいと思っているのは、「勝手な思い込み」にすぎないということです。

脳とはそうしたものだと理解して脳学者の話を聞いたり、その書物を読まないとミスリードされてしまう危険性がある。だから、脳学者の本を手に取るときは、「極めてリスキーな書物」であるという色眼鏡をかけていないとあぶない。

(3)ヤクザが語る実話は役に立つ。
知識(流動性情報)より体験(結晶性情報)だ。

例えば、ネットの巷間を騒がせる経済評論家とか投資雑誌、経済雑誌の記事は、ほとんど的中していないし、ほぼ投資の参考になっていない。むしろ、カモにする素人を集めるための手法なのかと勘繰りたいほどです。それこそ流動性記事にすぎないのです。

元インテリ経済ヤクザの肩書で金融関係の記事を書いている猫組長の話は面白い。やはり経験なのです。それも血が沸騰するほどの経験値のある人の方が面白い。ヤクザではないけど、貴重な体験を積み重ねてきた人も奥深い。

(4)脳は怠け者。
依存症を断ち切れない自分はダメな奴。
頑張る気にもなれない自分は落ちこぼれ。
そのように悲観する必要はありません。
人は誰だって怠け者だからです。
楽して得することにかぶりつくからです。
浅ましいけど醜いとは思わないでしょう。誰だって、多少のちがいはあっても、そのような傾向を秘めているからです。

人の餌食にされる人には理由がある。
1、主体性に乏しい。
2、第一に楽を選択する。
3、安定志向が強すぎる。
4、「痛みに弱すぎる」。
このような結論が導き出されます。

(5)脳内設定の方法
脳内設定の方法は難しくない。
但し、ここの章で告げるのは初歩レベルのテクニックでしかない。そして、成功している人は例外なく、無意識に脳内設定を初期設定(デフォルト)からカスタマイズしている。カスタマイズだから、人それぞれの仕様になっているが、それでも基本的な設定法に変わりはない。

A、覚えておくべき初歩知識その一。
人は、感じるだけで瞳孔の大きさが変わる。

B、人は一つのことしかできない。
だからこそ目標設定が重要になる。
何をやるのか、やりたいことは何なのか。
一つのことさえ決められないようでは話が進まない。
脳内設定さえできない。

C、目標設定は絶対条件。
人生を充実したものにしたければ、すなわち、幸せを感じられる人生にしたければ、「目標設定」は絶対条件になります。「心が喜ぶから、天才は、平均して一万時間もひとつのことに集中できる」という説もあります。

D、目標設定と同時に必要なのがポジティブ思考です。
寝る時も、起きる時も、食事前にも食事後にも、一日に何度も、「自分はラッキーなのだ」とか、「自分は勝てる、稼げる、持っている」とか、人それぞれに定めた「幸運の掛け声」を自分に吹き込もう。

この方法は、俗にイメージトレーニングともいわれるが、それでも効果はある。そして、これを数倍に引き上げる方法がある。それが、本書の告げる三千年の歴史を誇る秘術になります。

E、脳内設定は脳をだます手口でもある。
例えば、スクワットを七十回したければ、スクワットをおこなう少し前に、「百回やる」という脳内設定をする。すると、不思議なことに、普段は五十回くらいで、「疲れたわ。もういいや」になるところが、「脳がそれを許さない」という状況が生まれる。無意識に、「まだ五十回か。これで終わるともの足りない」と感じてしまう。

(6)ナッジ理論の視点は面白い。
ノーベル経済学賞を受賞した経済学者が提唱する「ナッジ理論」というのがあります。「現代の魔法」と呼ばれて世界から注目を浴びているようです。ナッジ(nudge)は、「ひじで軽く突いて注意を促(うなが)す」ことを意味する用語です。「さりげなく背中を押す」ことによって成果をあげる。そのような理論です。

第8章 脳制御の方法

少しおさらいの部分が含まれています。
再確認しながらお読みください。

(1)呼吸には4つの方法があります。
1口呼吸。
2鼻呼吸。
3肺呼吸。
4丹田呼吸。
口呼吸は、「浅い呼吸法」です。
おススメは、鼻で吸う丹田呼吸法になります。
鼻呼吸には2つの方法があります。
「鼻で吸って鼻で吐く静の呼吸法」
「鼻で吸って口で吐く動の呼吸法」

(2)脳は暴走するものと心得よ.
ストレスはあって当たり前。
しかし、過度に反応しすぎると消耗してしまう。
このバランスが難しい。

そこで考案されたのが脳をコントロールする丹田呼吸法です。東洋では三千年の、日本では千三百年の歴史を誇る最強のメンタル術ですが、既に書いたように、十年の歳月を経て、どうにかこうにか一人前になるので、習得者は少ない。この需給のバランスをついてニセモノたちがうごめきだす。どの国、いつの時代でも耳目に入ってくる人類風物詩でもあります。

(3)誘惑を処理するにはどうすればいいのか。
解決策はない!
これが漱石の下した結論です。
では、どうすればいいのか!

そこは、百年どころか、人類文明が始まった四千年前からの重要な問題なので、多くの偉人たちが試行錯誤して、ある手法を思いついた。それがインドのヨガ呼吸法であり、日本の修験道だった。

原点はチャクラの発見にある。チャクラとは「気の通り道」である。「気」は魂魄の属性なので肉の五感では感知しにくい異次元モードの物質であるが、魂魄を通して、その実在を感じることはできる。

(4)脳制御の秘術チャクラ
息は臍下丹田の部位に位置するスワーディシュターナ・チャクラに落とさねばならない。ここは、昔から「肝っ玉」と呼ばれる位置です。「腹の底」とも呼ばれる。「腹の内、胸の内、頭の内」。この三つの相違を理解しておきたいものです。

大物の思考は、常に、「腹の内」にある。「腹の底から怒る時は感情は動かないけど体が動いてしまう」。だから、迫力に満ちた本気の怒りになる。

しかし、臍下丹田に息を落とす人は、「肝っ玉が据わった人」なので、頻繁に怒るということはない。丹田は武道などの気合の発生地でもある。強者は「怒れば負ける」ということを理解している。「頭に来た!」というように、意識が頭頂のチャクラまで昇ってしまうと冷静さを失って敗北してしまう。

第9章 量子コンピューターから分かる脳と意識の実態

(1)第一次ステージ 量子テレポーテーション。
人と脳は別物だけど、「粒子と波動」によってその「違い」がより明確にされる。

脳は電気信号で情報を送ります。
その速さは牛の歩みほど。
脳はパソコン、魂魄は量子コンピューター。
これくらいの差はあります。

つまり、「考えて答えを出す」という方式では通用しなくなる。考える前に分かっていなければならない。思考は、答えの真偽を検証するためだけの機能になる、否、ならねばならない。

(2)「段取り」は重要です。
前もって準備しておくと物事がスムーズに進む。
人は、「選ぶ」という行為が苦手です。
「AとBどちらだ」という二者択一は脳の慣れた方式なので問題が少ないにしても、「三つ以上から選ぶ」という行為は脳に負担がかかりすぎる。しかし、量子テレポーテーションを使えば、チームの合意が得られやすく、展開がすばやく為される。

(3)第二次ステージ 雰囲気とオーラ。
日常でオーラの話が出ることは、ほぼありません。しかし、芸能人の多くはオーラの話が大好きです。それだけ、強烈なオーラを発散させている人たちが群れている世界だということになります。

オーラが芸能界やリアルハイソの世界以外で語られることはほぼないと思うけど、オーラの代わりに雰囲気や気配、フェロモンという言葉では普通に語られています。

オーラは粒子が主体だけど、雰囲気・気配・フェロモンにおける「粒子と波動の関係」は微妙になります。雰囲気の上位格は、「カリスマ性」「風格」「貫禄」「存在感」などと表されるモノになるかもしれない。

オーラを作り出すための基礎材料を三点あげてみます。
(1)素直な心。
(2)喜びの心。
(3)自信に満ちた安心感の心。

ただ、これらは脳で考え、脳でイメージしても無力である。潜在意識からの量子情報は文章化されない。くどくどと明瞭に伝達されるわけではない。「確実性」を求めている限り凡人のエリアにとどまる。

ゆえに、「完全に理解できない限り信じない」というセリフは愚かに聞こえる。絶対に絶対はないし、完全無欠の情報も、ありそうであり得ない。勝負は一瞬である。ふと閃いた。そのような、かすかなモノです。

第10章 強運をつかみとる能力

運とは何か。
量子的因果が分からない人には偶然に思えるかもしれない。

イタリアのカターニア大学が発表した論文によると、「富は、幸運な出来事によって増え、不運な出来事によって減る」らしい。富の分布は才能の分布とは一致しなかった。むしろ最富裕層は、才能面ではトップから程遠かった。富をもたらしていたものは純粋な幸運である。

しかし、そこには、「意志」の存在がある。
黙々とゲンを担いで幸運を招き続ける意志。
大事故や大不運と遭遇して、突如、強靭化された意志。
(1)運が強くなる方法ベスト六。
(2)コツコツとジワジワとガツガツの違いを認識しておこう。
(3)友達によって運は左右される。
(4)感謝・挨拶・笑顔は運の玄関口。
(5)運を招く意思の力のつけ方。
(6)一つのことしかやらない超人たち。
(7)ゲンをかつぐのも運気アップの極意です。

第11章 ゾーンに入る能力

(1)超常の実相「ゾーンに入る」とは何か。
(2)チャクラを活性化させることがゾーンへの入り口。
最後の最期に覚えておいていただきたいのがこれです。

最も重要なことは「運」でも、「才能」でも、「努力」でもない。最も重要な因子は「環境」だ。
「人」「職域」「住居」
重要度は、この順になる。
量子テレポーテーション。
誰かが見てくれている。
自分を盛り上げることができるのは自分だけだ!
この三つのキーワードも覚えておきたいものです。完。

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