離婚率の高低に着目すべし
離婚率が高いのは25歳から35歳。
できちゃった婚は19歳までは81.7%。
20歳~24歳になると58.3%。
2019年6月による厚生労働省発表によると、1000人のうち約1.7人が離婚しており、1年間で20万7000組が離婚。
多いのか少ないのかは分かりません。
1)できちゃった婚は、もう仕方がない。しかし、その多くは後悔しているのが現状です。私の知っている限りでは…ですが。2)20代で結婚した人の多くは、「失敗した」と思っている。
年代別離婚率の高さからも推測できますが、35歳になった人たちの体験談や友人たちの話からも、分かっていることかと思います。離婚願望率を入れると、「結婚破綻率」はかなりの数値に上るかと思う。
私は、20代の人たちには、「恋愛はたくさんしてもいい。性的経験は大切だよ。だけど、20代での結婚はリスキーだと知っておくべき」と常々、言っています。
なぜ、20代での結婚はリスクが高いのか
この理由が問題になります。
「若い人は人を見る目がないから。社会的経験値が低いから」
このような素人でも言える一般論は何の価値もないので却下。
なぜ、若い人たちは間違った選択をしてしまうのか!
間違っているのに、その時は、なぜ「絶対に正しい」と思い込んでしまうのか。
その理由の70%は、「正反対の性格に惹かれるから。それがDNAが意図する多様性の希求だから」です。
相性の悪い事例①
「愛より実益。知性重視がゆえに、形として見えないフェロモンなどに否定的な非フェロモン系。冷淡にしてクールな青龍(双子座・天秤座・水瓶座)」と「お金より圧倒的に愛を選択する、感情優位にして依存系フルフェロモン。華やかで人恋しい玄武(蟹座・蠍座・魚座)」は、正反対の性格・気質・脳機能を持つ組み合わせです。長続きするのは難しい。
「知性と実益重視の淡泊、クール、冷淡にして非クリエイティブ(常識派)な青龍」と「感情と情愛重視の粘着、依存、一途なクリエイティブ(独創派)の玄武」とでは、まさに水と油。冷淡な浮気性とベタベタの熱愛型のカップルは、やがて凄まじい泥沼劇を展開させる確率が高い。
これは、1000年前の平安時代からの定番です。
思いを寄せた僧の安珍に裏切られた少女の清姫が激怒のあまり蛇に変化し、道成寺で鐘ごと安珍を焼き殺す安珍・清姫伝説(あんちんきよひめでんせつ)。青龍と玄武の組み合わせに生じる定番劇です。
相性の悪い事例②
「お金より情熱の戦闘系ホルモン満載のポジティブ、活動型、博打破滅型の朱雀(牡羊座・獅子座・射手座)」と「愛よりお金、お金より安定のノンフェロモン系にしてネガティブ、非活性型、保守安定の白虎(牡牛座・乙女座・山羊座)」は、「多弁で積極的」と「寡黙で消極的」という真逆の性格ゆえに、お互いのないところを埋め合うように惹かれ合う。
しかし、この関係も長続きし難いものです。
離婚という形を取らなくても、家庭内離縁の状態に陥っている夫婦は少なくありません。
朱雀は新奇好きで無謀な挑戦者タイプ。
座右の銘は「虎穴に入らざれば虎子を得ず」。
一方の白虎は、新奇が大の苦手。
無謀な戦いも挑戦も大嫌い。
座右の銘は「君子危うきに近寄らず」。
こうした正反対の気質で、末永く仲良く暮らせるわけがない。
このように、若い時は「魅力的!惹かれる!」一点張りになってしまいがちです。このようなヤバい組み合わせが、この他に、4通りもあります。
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人は35歳から、大人になる
人生100年の時代、35歳で結婚しても、65年間、80歳まで生きても同じ人と45年間も同じ屋根の下で暮らすわけです。
人生とは妥協の連続です。
だから、理想的な夫婦でもなくても問題はありません。
しかし、「妥協できない、我慢できない」というケースも多々あります。
なので、「妥協できる程度の相手」でないと、必ず、結婚生活は破綻します。
破綻してみれば分かりますが、勤めていた会社が倒産するより10倍はキツイですよ。莫大な金銭を得られない限りはね。
重要になる「転ばぬ先の杖」が二つ
一つは、相性。
最悪の相性が6通りあるわけです。
そうであれば、最良の相性もあって当然となります。
星座によって違いますが、最良の組み合わせは、条件付きながら、「青龍(双子座・天秤座・水瓶座)なら3通り、朱雀(牡羊座・獅子座・射手座)も3通り、白虎(牡牛座・乙女座・山羊座)は2通り、玄武(蟹座・蠍座・魚座)は2通り」。
最良の相性は、最悪の相性より少ない組み合わせになる。
なぜなら、DNAは多様性のために、離婚と浮気を推奨しているからです。
人の心や気持ちなどお構いなしが、人の本体(魂魄)とは別個の存在であるDNA主導の肉体の基本的スタンスだからです。
従って、肉(DNA)の罠を回避して快適な人生を送るためには、「ルックスや肩書、資産などの物的条件を結婚の尺度とするのはヤバい」ということに気づくことが第一条件になります。
分かりやすくいえば、「お互いに理解し合える」という「絶対に不可能な偽善的(宗教的)倫理」(注:男と女は絶対に理解し合えない)は成り立たない。
そうではなく、「お互いに協力し合って、家庭を基盤とした人生を構築してゆくこと」が可能なのか否か、という点が第一条件になります。
ここから第二条件が導き出されます。
それは、「理屈を超えて無理と感じる相手を避ける」ということです。ここが重要ポイントになります。
第二条件:避けるべき相手
A)相性が凶となる星座枠(血液型もチェックしておくべき)。
B)妥協できない生理的な相違を持つ相手。
1)寒がりと暑がりのような体質の違い。
克服は可能ですが、かなり厳しい展開が生涯続きます。
2)食と絡む文化や味覚の違い。
これも克服可能ですが、どちらかが妥協を余儀なくされます。
3)親族にややこしい人がいる。
これは克服不能です。
断続的に、或いは突発的に不快や迷惑に襲われます。
治安が極端に悪い地域に住んでいるようなものです。
C)人として致命的な欠点を持つ相手。
これが第二条件としての絶対条件になります。
最悪の人生も覚悟しなければならない案件です。
1)電車で腕を組む、足を組む人に注意。
頻繁に腕を組む人は、潜在意識が防御態勢になっている、つまり、無意識に、「敵が多い」と感じている状態にあります。
敵を多く持つ人、或いは、人に好かれていない人が幸せになれる確率は低い。ましてや、結婚生活において…、と考えるべきです。
足を組む人は、骨が歪んでいる可能性があります。
治らないのであれば、性格にも影響を及ぼすであろうことを懸念すべきです。
なお、白人が足を組むのは、日本人の正座と同じ正式のルールです。発祥も同じ理由。すぐに攻撃態勢に移れない座り方だからです。
2)猫背がひどい人。
絶対的にネガティブになりやすく、かつ、思い込みがひどくなるタイプです。脳的にそうなってしまうことは、脳科学で立証されています。
3)食べ方がひどい人。
箸の持ち方さえリスキー。
理由は、「育ちが悪い!」。
本人に、人格的、性格的な問題がなくても、「親族にややこしい人がいる可能性」はかなり高い。
4)不倫や喫煙などを攻撃する人。
これもかなりヤバい人です。
自分には関係のない、赤の他人の行動にすぎない不倫でさえ攻撃しているわけですから。
しかも、不倫に過度に反応する人が不倫に走る確率は、そうでない人より圧倒的に高い。
なぜなら、不倫に反応しているということは、不倫に関心があるということですから。
喫煙を過度に攻撃している人は、「自分の感性に合わない」というだけで、人を攻撃する極端に器の小さい人です。
こうしたタイプは、「人の心を理解できない自己中モンスターの卵」とみなして良いかと思います。距離を置いて避けるのが賢明ですし、そうすべきです。
5)最後は「ケチ」です。
これは意外と治らない。
しかも、うわべは、過度の損得意識から優しく親切そうに見えるので分かりづらい。
なので、「あっ、この人は異常にケチな人だな」と感じた時点で、分かった時点ではなく、感じた時点で、そっと距離を置いた方が無難です。
ほぼ、治りませんから。
「昭和の時代のドケチBBAの霊に憑依されている人」ぐらいに思っておいて、ちょうどいいかも。なので、意外と、かなりヤバいケースに該当します。
第一と第二条件がクリアできていれば、「相手の人の欠点は、許容できる欠点」になります。そうした欠点は、自分もたくさん持っている「欠点」なので、大きな問題にはなりません。
結婚は人生最大のイベント
幸せは結婚と共にやって来る!
不幸も結婚と共にやって来る!
そう考えて慎重に対処すべき重大な事柄です。
占術戦略
人生は2度やってきます。35歳までの手相と35歳からの手相は違う。人の性格、気質と運勢は2度変わります。だから、20代での決断や成功の多くは挫折したりする。
自分を知り、人を知る占術が必要とされます。自分探しのための占術。人材選びのための占術。北条風林流では、4つの占術を用います。
占術は羅針盤。「これなくして人生航路は危うい」といえます。だからこそ、「正統な占術」は3千年の風雪に耐えて、今なお脈打っているわけです。人類の叡智を看過するのは、あまりに無謀、あまりに無知と知っておいて損はしません。
しかし、いずれの世界でも、ニセモノがあふれているのはこの世の常なので、ここは慎重に対応された方が良いでしょう。「偽物はリスキーすぎる」と肝に銘じておかれた方が良いでしょう。
「4つの季節・方角・基本色・血液型・脳機能」を内包した四神相応占星術が占術の核になります。4つの占術で、自分の適性と相性を知っておきましょう。
自分を知れば、可能性が見えてきます。自分の未来が開けてゆくかもしれません。何であれ、自分が分からないと何も始まりません。
占術の使い道は多様です。自分の性格と特性を知る。特性とは長所と短所です。長所は伸ばせますが、短所は消すことはできません。だから、短所の活用法も無視できません。
この世は人が造った人の世。相性は知っておかねばなりません。同時に、「人類基本4パターン」の特性と性格も知っておきましょう。敵(相手)の特性と性格を知っておくことは重要なことです。
「敵を知り己を知れば百戦殆(あやう)からず。敵を知らずして己を知れば、一勝一負す。敵を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆(あやう)し」。『孫子・謀攻』における不朽の名言です。
「敵と味方の実情を熟知していれば、百回戦っても負けることはない。敵情を知らないで味方のことだけを知っているのでは、勝ったり負けたりして勝負がつかず、敵のことも味方のことも知らなければ必ず負ける」。
占術は戦術・戦略でもあります。戦術なくして、戦いは勝てない。同じように、占術は、「充実した人生を送るための必需品・指南書である」ということは知っておかねばなりません。